稲武の家
- 愛知県豊田市
木造
2階建 157m2(47坪)
場所は旧稲武町でも岐阜県境に近く、東に通りの少ない旧道と山を背負い、西は名倉川を望み対岸は押山の集落です。建築主の普段の生活は刈谷市にありますが、奥様の実家の近くに週末住宅として建築されました。別荘ではあるけれど、椎茸、筍等の山での採取、近くでの畑仕事など山村での生活に対応できる事、そして山村の雰囲気のある住宅である事が計画の基本とされました。真壁、引き戸、造作材共無垢の近隣木材により構成され、2連の煮炊竈のある土間を玄関とし、南面は川上の眺望のためのベランダが廻されました。