竹内クリニック
- 愛知県知立市
鉄骨造
2階建493m2
この建物は知立市の県道155線沿いに内科・呼吸器内科・小児科の診療所として建てられました。周囲の環境から殆どの患者が車での通院になると思われ、可能な限り多くの駐車台数の確保が出来るように敷地西側を全て駐車場とし、東側に建物を寄せて配置計画をしています。外観は大きな切妻の瓦屋根と陸屋根の組み合わせで単調になりがちな医院建築に変化を与えています。陸屋根の部分は主に診察室や処置室、管理部門などを配置し、切妻の瓦屋根部分には待合室や受付を配置しています。待合室は、勾配屋根に沿った高い勾配天井や大きな開口部による開放的で明るい空間でありながら、間接照明や木質材等の使用により落ち付いた雰囲気としています。内部動線は使い勝手を考慮して診察に関わる部分は全て1階に配置すると共に受付・診察室・処置室を1列に配置することによって患者とスタッフの交差がないように計画しています。