先日、日本で北欧家具の第一人者である島崎信先生のセミナーに参加してきました。お世話になっている先輩のお店なのですが、1950年から80年代に生産された北欧のヴィンテージ家具をネットにて販売している「リカグ」の名古屋でのリアルストアのオープン記念での開催でした。
多くの北欧ビンテージ家具を囲みながらのセミナーは新鮮で大変興味深く、非常に有意義な時間となりました。
島崎先生のお話の中で「椅子の良し悪しは肘掛の裏で分かる」と言う話がありました。恩師であるオレ・ワンシャーから教わったそうですが、普段見えないところ、でも人間の感覚で最も敏感な指先が普段触れるところの良し悪しが非常に大切。建築設計にも共通する部分が多くあると考えさせられました。早速、診療所の現場で受付カウンターの裏の対処をした事は言うまでもありません。
北欧のビンテージ家具の魅力は現在では大変高価なチーク材が多く使用されていること、高度な職人技術、そして実用性を追求したところから生まれるシンプルながらいつの時代も美しいデザインにあると思います。どなたかこんな素晴らしい家具に囲まれて暮らしたい方いませんか?桜井建築設計事務所では素晴らしい家具に合う快適でシンプルな住宅を設計させて頂きます。
かずき