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できるまで日記


若松町の家

外壁仕上

2011/01/14

外壁仕上
今月から始まっていた、サイディング及び外壁の仕上がほぼ終了しています。写真はバルコニー部分です。外壁はジョリパットでバルコニーの軒裏は杉板を貼っています。軒天と外壁が交差する部分も通常だとアルミの見切材等を使用すると思いますが、小口処理をしてジョリパットを塗りまわしています。小口と杉板の隙間は通気用の溝でよく見ると虫が入らないように細かい穴の開いた金物が埋まっています。少し気を使って金属が見えないようにするだけで、すっきりとした繊細なデザインにする事が出来ます。


一体袖

瓦自体は昨年のうちに葺きあがっていますが、写真を撮ってきたので。
見にくいですが、ケラバ部分の瓦が一般のよくある平瓦葺きとは違います。屋根と袖の瓦がフラットで一体に見えます。これは一体袖という役物瓦を使用すると可能です。屋根をすっきり見せたくて平瓦を採用しても通常の袖瓦ではケラバがごつくなってしまいます。ここも少し気を使うと瓦屋根でも屋根をすっきりとしたデザインにする事が出来ます。

一体袖

一体袖

大きく撮るとこんな感じです。平らな部分と袖部分が同一面でフラットになっているのが分かります。

一体袖


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